2019年2月13日水曜日

[怖い話]稲川淳二が聞いた日本人形の話

稲川淳二さんが知人から聞いたという日本人形の話です。

稲川淳二さんの知人Aさんの奥さんが実家に帰っていたので迎えに行った時の事です。仕事のためAさんは予定よりだいぶ遅れましたが深夜にやっと無事に到着しました。子供達は寝ていましたが奥さんはまだ起きて待っていてくれたそうです。Aさんの顔を見たので先に休むと言った奥さんでしたがAさんは奥さんの顔色の悪さが少し気になりました。

翌朝、子供達と共に荷物を積んで帰る仕度をしていた時です。バッグやら何やらの他に何か茶色い紙で包んだ物がありました。持ってみたらこれが意外に重い。でもAさんは特に中を確認することもなく車に積んで帰り仕度を終えました。そして出発したのです。


高速道路を走行していた時のことです。後ろから何かブツブツ声が聞こえました。奥さんと子供はさっきバックミラーで寝ているのが見えましたから、Aさんは、ラジオでもないしいったい誰の声だろう?と不思議に思っていました。 すると奥さんが目を覚まして、突然問いかけてきました。「あれ、気づいてる?」と言うのです。

Aさんは「なんのこと?」と聞きました。すると奥さんは茶色い紙で包んだ物が奥さんの母親がくれた日本人形で何か変な感じがして気味が悪いと言います。Aさんはこの時に、はじめて茶色い紙で包んだ物が日本人形であったことを知ります。Aさんは「どこで買った人形なの?」と聞きました。

すると奥さんは母親が知り合いの骨董品の店主からもらってきたものだと言いました。でも何でくれたんだろう?骨董品の店主はAさん夫婦に子供が生まれたお祝いのつもりでくれたのだそうだ。元々はある問屋さんが持っていたものだけれど、二人の息子のうち一人は自殺してもう一人は発狂したというある家族の家にあった日本人形で一家離散後に骨董品店に流れてきたものらしい。

何で義母さんはそんな人形をもらってしまったのだろうとモヤモヤしながらも無事に自宅に着いたAさんでしたが、何か嫌な気がして我が家に霊障でも起きたらシャレにならないと日本人形を自宅に置くを躊躇いました。奥さんとも話して自宅近くの仕事場兼事務所に茶色い紙に包んだたまま袋に入れ一時的に保管することに決めました。

そんなある日、事務所で飼っていた犬が急死したのに始まりスタッフがケガや原因不明の体調不良に襲われるといった事態が続出し始めたのです。事務所の隅に置いてある日本人形のせいだろうか?怖くなったAさんはお祓いをしてもらうため、いくつか神社やお寺に問い合わせをしたものの、どこも「できない」という返事ばかり。

Aさんは人形の一つもお祓いできないのかと腹が立ったらしく近くのお寺の賽銭箱の上に放置して帰ってきたという。明治神宮でお祓いをしてくれるとわかったのは後の話で、幸いにも今のところ霊障らしき現象には遭っていないというのだが、それが問題のない正しい対処だったのかはわからない。

[2万体の人形が奉納される淡嶋神社]
後日あの人形、稲川さんにあげれば良かったな~と言うAさんでしたが稲川さんは人形供養なら和歌山県にある淡嶋神社が人形神社と呼ばれ日本中から人形が集まってることで有名であることと、人形は本当に魂を持つから決して粗末にしてはいけないと諭したのでした。

今回もお読みいただきありがとうございました。


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