2019年10月11日金曜日

[宜保愛子の霊視]夜な夜な歩き回る人形と命を助けてくれた人形の話

ある日、宜保愛子先生(1932-2003)のもとに知人のAさんが相談に訪れました。Aさんを含む家族がノイローゼ気味になってしまい、先生に助けて欲しいという依頼です。Aさん一家は明治時代に建てられた古いお屋敷に代々住んでいますが、毎晩のように奇怪なことが起きているというのです。
 
屋敷が建てられた時から応接間の暖炉のそばには、人形が飾られていました。黄色い洋服を着て、きちんと靴を履いた30センチくらいの人形です。この人形が問題でした。暖炉の右横に飾られていた人形が、翌朝には左側に移動していたりで、居場所が頻繁に変わっています。誰も動かしていないのにです。

Aさんが夜、応接間の前を通ると部屋の中をトントンと歩くような音が聞こえることもありました。応接間を出るとすぐ階段があるのですが、階段をトントン歩く足音を聞いたという家族の者もあり、信じられないことですが、どうやら人形が歩いている様子。 これではノイローゼにもなるというものです。

それで家族全員で実験のようなことをしてみました。一度目は人形を応接間のソファに置いて家族は就寝しました。翌朝見てみると、別の椅子に座っています。二度目は棚の上に置いておきましたが、今度はソファの上に移っていました。毎朝人形がいる場所が違うのです。


相談を受けた宜保愛子先生は稀代の霊能者として知られた方でしたので、さっそく霊視を始めました。先生が部屋を霊視してみるとたしかに人形があります。この人形は目がつり上がった恐ろしい形相で気味の悪い笑い方をしていました。いつからかタチの悪い浮遊霊が入り込んでしまったようでした。

古くなった人形は霊が入りやすいので注意が必要です。先生は、Aさんにすぐ人形をお寺に納めるか、お焚き上げを勧めました。人形が原因の霊障ならこれでなくなるといいます。人の形をした物は焼いてあげるのが自然だと先生は述べておられました。お焚き上げで浄化されるからです。

霊が入っていると感じた人形が、あなたのそばにもあるかもしれませんね。このような人形はどうしたら良いのでしょう。宜保先生によると、このような人形はゴミとして捨ててはいけないそうです。霊障で病人が出やすくなるからだそうです。神社やお寺のお焚き上げが良いのですが、出来ない時は人形の顔だけでも焼いて荼毘にふすと良いそうです。

燃えない材質の人形の場合は、顔がわからなくなるまで壊してからゴミとして処理してあげましょう。先生によると人形の霊というのは、顔の部分に集中しているので顔だけを燃やしてあげて、胴体は捨ててあげて欲しいと述べておられました。

人形についてこんな話もあります。先生の知人で、ある人形をいつも抱いてとてもかわいがっているSさんという女性がいました。常に自分のそばに置き、まるでわが子のような偏愛ぶりです。話かけることはもちろん、人形の服はアイロンをかけて毎日着替えさせてあげ、食事も用意するという、はたから見れば異常とも言ってよいほどに。

Sさんの旦那さんも呆れ顔でした。宜保先生も、それとはなしに霊視していて人形にSさんの念が入り込んで、浮遊霊ではなく人形自体に霊が生まれていたのは承知でしたが、霊障を起こす危険のある霊ではなかったので特に何も言わずに見守っていただけのようでした。

Sさんは生まれつき心臓が弱く、ある日家族が誰もいない時に不運にも心臓発作に襲われました。あまりにも苦しく病院に通報することもできません。その時、椅子に置かれていたあの人形が、ポトンと床に落ちました。首がとれてしまったのですが、不思議なことに人形が落ちたと同時にSさんの心臓発作はおさまりました。

話を聞いた宜保先生があらためて人形を霊視してみると、念の入った人形がSさんの身代わりとなって命を助けようとしたことがわかりました。Sさんはかわいがっていた人形に命を助けられたことに感謝し、それ以降もずっと大切にしたそうです。

今回は宜保愛子先生が霊視した人形についてのお話を2つ紹介させいていだだきました。お読みいただきありがとうございました。


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